忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

短編『ピンクモーメントが黒に覆われた あの日 僕は』

帰宅する途中の階段を一段一段 のぼりながら
電線、電柱、住宅の屋根を眺めていた
空は黒くて さっきまで ピンクモーメントと呼ばれる
現象の空模様だったのに

あの日もそういえば
ピンクモーメントだった

夏の終わり

影が二つが繋がる影

買い物帰りでビニール袋に入れられた
夕飯の素材たちと スナックお菓子を
二人で持っていた

夕焼けにしては やけに明るくて
不思議な色だった

そんな日だったか
『もう わからないよ』と君が云った

僕もわからなかった

ただ いえることは
そんな どうしようもない思い出が

こんな空と繋がるなんて

少しだけ 胸が苦しかった


PR

第3部【perfect】



life / fiction

――――― 『イデアは言葉を話さない』



あたしはいつもの部屋で目を覚ました

あたしは夢を見ていたの?
あたしは・・・・



あの おんなのひとは誰?

夢だったのかな
あたしの思い描いた世界 / 夢 だと思っていたけど
どこかズレていて
どこにも行けなくて

窓の外を見たら夜だった
静かで どこか悲しくて
まるで 明日がないかのような

あたしは少し疲れてしまった
眠ろう / 眠れる







「おはよう」





あたしは目を覚ました


あの おんなのひと 笑ってたようにも見えた

ううん もしかしたら 悲しんでいたのかもしれない

あたしは朝食を食べようとテーブルに向かった




お花が今日もおいしい





ニーナの心臓の音は聞こえることはなかった



- END -



NEXT
2015年『フィリアは渇いた中で』
2016年『夢は とこしえに続く』(仮)

裏・イデアは言葉を話さない - stupid with end -編 テキスト



【0】
分離した時間を繋ぎ合わせよう
記憶は儚く 思い出は切ない
エンドロールがはじまる

【1】遠い空に咲く花 / 私は目を覚ます

【2】会えないことを知る / 呼吸する

【3】無感覚と空っぽの違い / 笑えない

【4】空室と静けさとお皿の上の花 / 渇いた朝

【5】嘘が叶うなら / わたしはきみを救う











【17】
夢も希望もない日々の中
私はきみを探しに行こうと思う
あの日のエンドロールは再び動き始める


END


あとがき と 簡易説明

まず 裏イデア展 前編 melancholy of virginと
後編 stupid with endを見ていただきまして
ありがとうございます。

前編のテキストはこちら

後編のstupid with endの自己訳なのですが
"無感覚で終わる" という意味でした

自分で制作していて この物語は
感覚があるようで 無感覚かもしれないと思ったからです
また 多くは語りたくないなという思いでした

そして 今回は次回2015年開催予定『フィリアは渇いた中で』に
続くように意識して物語部分を作りました

この物語をどんな風に解釈しているのか
はたまた 理解不能なのか
興味がないのか 様々かとは思いますが
それでいいのかもしれません

しかしながら 僕個人としては
思考することや想像をテーマとしている以上は
考えていただきたいと思います

見えない部分が見えてきます
すべて読んでいただいた上で
作品の理解度が増します

もちろん そこに僕自身の答えはあるものの
それを求めてはいません
それぞれの物語を頭で連想していただけたら
僕は嬉しいです

そして、今回は【17】という数字が出てきましたね

前編では10個のキャプションがあり
後編では6個のキャプションでした(【17】を除いて)

そして【17】のキャプション=個展フィリアへと繋がる方式です

すでに はじまってます「フィリアは渇いた中で」

そこに気付いた方がいたら
直接教えていただきたいぐらいです笑

このようにブログでもテキストを公開したりなど
様々な実験 または理解度をあげていくために
今後もやっていきたいと思います

もちろん 視覚的要素だけで楽しんでいただいても
かまいません
そちらだけでも 僕は成立するようにしています

様々な視点から見ることができることを
今回の裏イデアでは伝えたいことの一つだったのかもしれません

イデアシリーズ第1章を閉幕いたします
ありがとうございました
(※イデアは言葉を話さないのテキスト化はまだ未完成です
こちらの完成は8月を予定しています)

これからもムラセマナブをよろしくお願いいたします

駄文失礼いたします。




第2部 【 a w a k e 】- 2




知ってる? あなたは呼吸があるようでない
私は知ってる 私は呼吸をしているから


――――― 『イデアは言葉を話さない』


辺りは暗く どこか不気味だけど
どこか心地良い
この先に何があるのかな
あたしは興味深々で先を進んだ

もし あたしが眠ってるだけなら
これは夢なのかもしれない
でもね 少しだけ気になるのは
さっきからあたしの心臓の音がしない

目を閉じて あたしはいつも心臓の音を聞いていた
でも いまはしない どうしてだろう



ふと 光るものを遠くに見つけた
あたしは近づいた
色彩はなく ただただ光を放っていることだけがわかった



すると 突然 暗闇の中から花が現れて
あたしを囲んだ
まるで あたしを殺すように近づいてきた
それがなぜか怖くて

あたしは怖くなって 逃げ出した
途中 横たわる おんなのひとをみたけど
さっきのお姉さんとは また違った

あたしは暗闇を走り抜けた
必死になって その間 時折 目を閉じたり開いたり
そこに見えるイメージはまるで走馬灯のようだった







好きな色と好きな花
あたしは、あたしは、ただあたしの思い描く
場所にいきたかっただけなのに

夢なら覚めて お願い




思いは想いとは違い

現実は色彩を取り戻した




to be continued Next - 第3部【perfect】-1

【写真を販売すること】


2013年から写真を販売するという名目でも
展示を兼ねて活動しています
2013年以降の作品についてはポストカード化はしていません

基本的にハガキサイズ1枚300円という価格で販売しております
(この価格は僕個人の価値観です)
またこの価格に関しては僕自身がこのサイズで買える限度だと
認識しています(自分の作品に対しての経験や立場を含めた考えです)
サイズに関しても気軽に飾れることを中心としています

まず どうして写真なのか
ポストカードではなく生プリントとしてみてほしいという願望です
どうしても印刷上 色味が欠けてくる部分あり
僕個人としての見解をさせていただきます

写真という複製作品でできるからこそだと思っています
(またサイズも自由に変えられる点)
また音楽市場と照らし合わせたとき
CD販売と同じ感覚で写真を買っていただきたいということです

また気軽に買って自宅に飾ったり友人にプレゼントしたりと
インテリア的な感覚で写真を楽しんでもらいたいと思います

アート業界ではよくエディションプリント(最初から枚数を決められた限定プリント制度)が
よく採用されているのは見られますが
僕個人としては、僕自身が全般的にアートをやりたいという概念ではないため
希少性という位置にしたくないことです
まずはたくさんの人に
生プリントとして見ていただきたいという思いです

そして、日本の作品に対する購買意欲に対しての向上も視野にいれています
日本は海外に比べ作品を買うという意欲が低い気がします
(安易に語れば日本は多様エンターテイメントのためかと僕は思いますが)
そこを底上げしようという目的ではありませんが
わずかでもその活性化に繋がればとも思っています

ある海国では写真がたくさん並べられた雑貨屋も存在しており
僕はそのお店の存在を知ったとき
僕の展示もそんな場所でありたいと思いました
展示されている写真を見て買うのではなく
いつでも 作品を見れてすぐに買えるという楽しみの一つかと思います

様々な実験的展示も含め、今後も写真を楽しむ方法を
これからも模索していこうと思っています

その一つが写真を買うということです


ムラセマナブWEB

プロフィール

HN:
ムラセマナブ
HP:
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

P R