忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

映画との関係性

写真を撮る時、イメージするのは映画が
モチーフだったりします。映画は昔からよく見ています
映画のシーンや物語、使用されている音楽、出演者(キャラクター)など
そんな中から影響を受けたりします。
特に初期の写真作品で影響を受けた作品を紹介いたします。



「リリイシュシュのすべて」

邦画の中でも名作だと思っています
監督岩井俊二さん
14歳の現実を描いた作品です
一つ一つのシーン、音楽など
繊細に作りこまれています
監督自身、遺作と述べてるほど

こちらの映画を好きな人はよくこう言います
好きな映画だけど、見ることを躊躇う映画だと。
僕も好きな映画だけど、4年に1度ぐらいでいいかなと
思います笑

それほどまでに心まで届く作品だと思います。




「害虫」

宮崎あおい主演
また蒼井優も出演しており
まだ幼い二人ですが、この頃から
お二方の演技などは素晴らしかったです
空気感、言葉の出し方など

物語はこちらも暗く。救いがないといいますか
それでもどこか見てしまう作品です

こちらの作品はバンド・ナンバーガールの主題歌
「I don't know」が使用されており
PVにも映像が使用されており
この映画とリンクしております

宮崎さんのビー玉とうなだれたシーンがあるのですが
そこに僕の初期のイメージがあります




「エレファント」

ガスヴァンサント監督作品
コロンバイン高校で起きた実際の事件を
テーマとした作品です

この作品も見る人を選びます
見た人には二分しますねきっと

退屈だったか
素晴らしいか

この作品プロの役者3人を除いて、実際の高校生たちから
オーデションをして選ばれています

映像が特に試行錯誤されていて
そこかがとても魅力的
青春の中で様々な問題を抱きかかえながらも
時間という流れの中で進んでいく
そして、それは良くも悪くも、それは
消化されないまま、、、



以上3作品です

2010年~2012ぐらいまで
この作品群たちの影響は特に大きいです
これらを見た上で作品を見ていただのも
一つの楽しみだと思います

写真作品たち

ムラセマナブWEB





















PR

冬と春の間

寒くなったり
暖かくなったり
春が近いような
まだ冬のような

繰り返し繰り返し

感覚のお話

最近はBLUE ENCOUNTさんの「もっと光を」を聴いています



タイトル通りの言葉をイメージしています

最近、海外ドラマにハマッてます
先日ブレイキングバッドを制覇いたしまして
今はシャーロックに手を出してます
海外ドラマには手を出すまいと思っていましたが
プリズンブレイク以来のブームです

邦画にはない要素が含まれていて
環境の違いでしようけど
そこが見ていて好きですね
会話のテンポだったり、こういう感覚で
日常を過ごしたいです

会話のテンポって大事です


諸事情


諸事情という言葉で片付けられるほど簡単な話ではない
だけど、少しだけ、話をさせていただきます
僕が吐き出したいというよりかは
今後のために

作品を仕上げるということは
もはや、自分だけの問題ではなくなっていた

見に来てくれる人達のことを考えたとき
生半可なものでは、この先が続かないと感じている
展示を繰り返したって、自分自身に満足感や
成長を感じられない。自分の問題ではあるのだけど
そこに客観視が入るのだ
確かに、そこを感じれば雁字搦めになるのは
十分に承知しているけど
どうしても、その先が見えない
ただ、ただ、生産するだけの展示を
繰り返すのは、もう何も変わらない
焦っていないからこそ、冷静に感じたことです

勿論、「続けるために」そこがとても大切で
ただ作品を作り続けて、何の変化もないことに
苦痛と苦しみしかないです

そういう意味で、全展示を中止とさせていただきました

正直、今この瞬間、時期にすぐに解決できると思っていません
長い間、この問題を抱えながらも進んできましたが
それも限界を越えてると思います

泣き言でもなく
ただ現状を伝えることだけしかできません

今後、どうなるかはわかりません
見てきた方々に申し訳ないと思うことは
少し間違っていると思いますが
そう思ってしまうのも確かです

しかしながら、それ以上に
自分がどうなるかも、わかりません
作品を作りたいという意識より
それ以前の問題で
何を作ればいいのか、空っぽの作品を
提示、展示することはできません

今思うことは、少し離れて
自分自身の様子を見ることしかできません

それだけです
この度は申し訳ありませんでした


写真を売るということ。


音楽はCDショップがある。
写真には写真ショップがない

単純明快な問題であり
ネットで写真販売なんてサイトもいくつかあるけど
正直、そういうのじゃない
直に写真をみて、選ぶ楽しみ
そういう現実的で直感的な感覚を
届けたいとずっと思ってる

海外で写真を売る雑貨屋みたいな店があると知った
それから密かにそういう店をやりたいなって
海外だからできるって思うけど
もう この際、そういう意識はなしにして
このプロジェクトを動かそうと思う

単純に自分の写真は結構な数になってきて
音楽でいえば曲数がだいぶある感覚だ
それをいつでも、その場所にいけば
買えたり、直接的に見ることができる
そういうシンプルな構図だ
自分がCDショップにいって
試聴したり、ジャケットみたり
そのアーティストの感覚を
ネットからでは味わえない感覚は
現実には必ずあると思ってる
それを写真に置き換えたいだけです

最初は小さな段階だと思いますが
春を目安に始動したいと思います

正直、写真云々の活性化とかいうつもりもないけど
そういう部分にも間接的に何か変化が見出せるかもしれない
思わぬところで変化は起きるし
願っていないことだって変化はする
良くも悪くも
人は動き出さなければ、何も変わらないんだと
根源である考えをもう一度、表明して
望みます


ムラセマナブ

ART-SCHOOLを見続けて 2002-2003編

アートを見続けて第2弾です。
主観で書いています
また今回から非常に言葉が悪いです
ありのままを書かなければアートスクールを
語れないので ご了承ください

この時期はシャーロットe.pやSWAN SONGなど
2ndアルバム「Love/Hate」リリース
そして、第1期 解散へと
そんな時系列ですね

シャーロットやSWANは本当に綺麗で時に残酷さを感じさせた
この頃ちょうど木下さんのお母さまがお亡くなりになった
のちのちにインタビューなどで知ることは多々ありますが
「死」というものに向かうような
言葉が込められているような気もする
特に僕の解釈ではあるがFADE TO BLACKの
"水曜日に天使は去った" など
「死」を受け止めようとしている様が感じられた
だから その時期のFADE TO BLACKはライヴで聞くたびに
僕は涙が止まらなかったのを覚えている
悲しく聞こえてしまったんです(勝手ですけど)
カバーである IT'S a MOTHERFUCKERはお母さんに向けた
鎮魂歌 そのものではないだろうか。

この時期のフリーペーパーのインタビューを今でも
よく覚えているのですが
木下さんの発言で
"汚いことから目を背けることのほうが
汚く思える"(ニュアンスはこんな感じでした)
この言葉に深く共感しました。
それがfoolishという曲になったのだと思います
SWAN盤では そんな死生観の中
少し前を向けるような そんな楽曲に仕上がっていると感じる

当時の感覚としては光を見るのではなく
汚い部分に目を向けられていたと思う
当時の世の中は今よりネット文化というものも
浸透していないのもあるが
汚いものには蓋をという感覚が非常に大きかった
汚いことやアングラなものは表にも出ないし
メンヘラという言葉もない
DVという言葉だって認知されていない時代だ
そんな現状が実は昔も今も変わらないことではあると思うが
アートスクールという音楽はそんな子達を救ってくれていたと思う
(実際、僕自身もそういうことの一人ではありますし)
サッドマシーンの歌詞から引用すれば "君は俺の宗教そのもの"
まさにこの言葉がとてもいい表現である

また当時のインタビューから読み取れたことは
木下さん自身も本当にクズみたいな人だったってこと
(ティッシュ配りのバイトすら落とされたのだから)
(他にも多々あるが、これ以上僕が書くとただの悪口になるのでやめておく)
でも そんな木下さんでも本当に音楽にはまっすぐで
こんなに音楽が好きな人の音楽は本当に素晴らしいって
思い続けられた

ライヴもメジャーデビューしてから箱の規模も大きくなり
お客様も増えていったのもよく覚えている
どこか辛くて悲しい そんな人達が本当に
アートスクールの音楽を求めていた
そんな空気のライヴ会場だった
(アートスクールのライヴは暗くて有名になっていた笑)

これはこの時期か定かではないが
MCでこんなこともいっていた
(小さな声で、でも喜びを伝えるように)
「ついにクレジットカードが作れました」
本当に会場が小さく拍手しましたよ
でも 皆で本当に良かったねっていう気持ちがいっぱいでした笑
決して生活は安定はしていなかったと思うけど
それでも クレジットカードが通るぐらいの収入ができたという
遠回しの報告だったのだと思う
(今はクレジットカードは簡単に作れるが当時は
今より厳しいとこが多かったのです、しかも職が職なだけに難しい)

メジャーデビューしたとはいえ、当時は月5万ほどしか
もらえていなかったそうな
(ストレイテナーの4人の自伝本?より参照)
当然、この頃からストレイテナーも進出してきており
ベースである日向さんがテナーのサポートに入っていたし
しかも普通にジャケットにも写っており
?!的な感覚ではいました笑
しかし、それは去年?ではテナー自伝に色々と書いてありました
その頃の深い謎がようやく解けたって感じでした

正直、僕は2ndの「Love/Hate」は聞いた瞬間に
えっ?ってなりました。
最悪なアルバムだなって思いましたよ
リリース後、解散があったので その時はそれで納得しましたが
のちのインタビューから理解できたことで
このアルバムの制作時は最悪だったそうだ
何かあれば喧嘩だったりと
本当に納得のいく理由である

Love / Hate というアルバムタイトルと同名の曲がありました
それを聞いていると 本当に木下さん自身のことを歌っていると思いました
まさに愛と憎しみの葛藤という感じで これをはじめて聞いて
このバンド どうなるんだろうって思うわけですよ
しかしながら そんな自分自身のことを歌っているこの曲は
唯一好きな曲でもありましたけど

新宿リキッドルームでの第一期の解散ライヴは僕は行けずで
(新宿のボロビルの9階にあった箱で今は恵比寿リキッドと移転している)
たしか音楽番組での生放送で見ていたような
(うる覚えです)

こうして、第一期アートスクールは幕を閉じたのです
あの時は僕も本当に残念な気持ちでいっぱいでした
それでも また戻ってくることを信じていました
第一期での思い入れが語っても語りつくせないですけどね笑
高校生だった僕の青春の一部だったのですから
いや 一部というよりかは すごく大きかったと思います
本当にすげーバンドだなーってずっと思ってましたから。

次回は2004~2005をお送りいたします。
ついに第二期のはじまりです

駄文で失礼いたしました

プロフィール

HN:
ムラセマナブ
HP:
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

P R