ムラセマナブの戯言 Ver.3

新作写真展示《 私が見たい感覚 》in デザインフェスタギャラリー原宿WEST
2月23日(月)～3月1日(日)11:00～20:00(最終日18:30まで)



"存在することが当たり前で"
"存在しないことが私達の永遠さを壊していく"


2015年1発目の展示です。

もともと『Re:ether』(リ:エーテル)というタイトルでした
(2010年からエーテルシリーズとして作品を制作し続けていました。
その一区切り的な意味でRe:という再構築の意味合いでした)

しかしながら、エーテルという言葉を使わずに
シンプルに僕自身が見たい感覚だということを
伝えたいためにタイトルを変更しました。

新作は8作品で半切サイズが1枚とW4が2枚
W6が2枚、2Lが3枚です。
(その他、過去のエーテルシリーズの色調を
再度見直して、再構築した作品が6点あります)
額縁もほぼ新調しました。
しかも、今回はマット入りです。
今まで、見てきた方はご存知かとは思いますが
マットは極力使用してきませんでした。
それは、写真のみを見せたい思いでした。
マットや額があるだけで
必要以上に良いものに見えてしまうことがあるからです
素直に写真のみに集中してほしいという思いでした。
(なかなか好みの額が見当たらなかったという理由もあります)

しかし、今回はその定義をはずして
マット入り、額も作品に合うものにして
適度なバランスを整わせる方向にしました

マットがあまり好みではないとはいえ
マットによって引き出せる魅力があるのも理解しています
それを今回、やりたいと思います。
マットを使用して見せたかった作品と感覚が
ようやく仕上がったこともあってだと思います

作風については展示会場で直接感じていただけたらと思いますが
今回は、良い意味で枠に捉われていない作品になっています
自由の中で作らせていただきました。
テーマがないというと誤解がありますが
わりとフラットな自分だけの感覚です
なので、まとまりがないか
あるいは、一連の流れが単純なものに見えると思います
けれど、枠やテーマを設けることによって
やりたかったことができない、それをなくして見せています

そこに本当の意味での「想像」があるのではないかと

自分自身でも展示会場が仕上がった瞬間に
自分で展示会場を楽しもうとしてるところもあります笑

たった1枚の告知写真ですけど
すべては感覚です
合うか合わないか

当然会場には来て頂きたいですが
今回はプロモーションですら
公開したくないほどの感覚でやっています
(そこには色々と理由がありますが)

是非お越しください

会場でお待ちしています。
展示以外の物販では過去作品もございます
細々と色々楽しめるようになっています

2015.2.13
まずはART-SCHOOL活動休止しました。
ライブおつかれさまでした

一つだけ言いたいのは斜陽あるいはニーナの為に
この2曲のどちらもやらなかったことには
個人的には残念です。
せめてSwan songを聴きたかった思いもあります。

それはさておき
今回は主観的にART-SCHOOLを見続けた思い出を
綴ろうと思います。
ものすごく主観的ですのでご了承ください。

ART-SCHOOLを知ったきっかけは
高2の時で、CDショップで働いていたライブ友達に
SONIC DEAD KIDSとMEAN STREETが入った
MDを渡されたことでした(MDって懐かしいですね)
初めて聴いた感想は今でも鮮明です
『なんてチープなミックスなんだろう』と
(数年後、このミックスについてインタビューにて
意図を理解したので納得しました)
しかし、耳に残るメロディーと歌詞
特に斜陽、ガラスの墓標、ロリータキルズミー
これを気付けばリピートしていた日々でした。
特にガラスの墓標の歌詞である
"醜い奴らを皆殺し"が痛烈でどんどんと
ART-SCHOOLに引き込まれていきました。

その後、リリースされた
MISS WORLDの渋谷でのインストライブに行きました
はじめてのアートライヴでした。
近年、ライヴを見始めたファンの方々には
想像もできないかもしれないけど
ホント、会場の雰囲気は暗くて(笑)
またライヴが始まっても、ファンは動かず
ボーカルである木下さんは
喋ったと思ったらボソボソほんの少し喋って
何を言っているのか、本当にわからないレベル
(今でもたしかにボソボソ喋りますが、あれ以下です)
ファンは咳一つしてはいけないような空気感でもありました
このバンド大丈夫か？とまじめに不安になったのを覚えています
しかし、ますますART-SCHOOLの曲が聴きたくなった。
帰り際、アンケートに答えて帰った

すると翌日、アンケートに書いていた携帯のEメールに
なんと当時のドラムである櫻井さんから
来ていただきとお礼メールがきたのです！
(しかも予測ですが、、というか確実にご本人の携帯メールから
送っていたものと思われます)

すごく喜びました。当時の僕にとっては
家宝みたいなメールでした笑

その後、比較的早いスピードでTOSHIBA EMIから
メジャーデビューを果たし
1st アルバム REQUIEM FOR INNOCENCEをリリース
この盤は本当に毎日毎日通学時に聴いてました
色々と恋愛をしていた僕でもありましたので
そんな思い出もくっついてますが笑
それは支えられたというか
恋愛ソングでもないし応援ソングでもないですが
当時の僕にとっては、心強い音楽でした
理屈ではなく、一つの生き甲斐であったことも事実です

・・・・意外と長くなるので今回はこの辺まで

次回は2002から2003までを思い返そうと思います。

ムラセマナブ×空に名前を 小規模展示
『裏・イデアは言葉を話さない-stupid with end-』
7/11～13 / 7/18～20 / 7/25～27(週末・金土日開催)
デザインフェスタギャラリー原宿WEST アートピース(80×80スペース)
DFG アクセス
11時～20時まで(毎週日曜日は19:00までとなります)

前編 - melancholy of virgin -編ハイライトはこちら
見てから 後編を見ていただけると楽しめると思います

写真コラージュ作品とテキストによる展示
販売物は主に写真コラージュ作品です
(ハガキサイズのDNPプリントです)



計100作品になっており
それぞれ1枚ずつしか販売はしません
(7月いっぱいは作品補充はありません)

『反復』というコンセプトで制作しました
手法を反復し、同じようなモチーフや構図が並んでいます
しかし、同じものはありません
しかも陳列もぐちゃぐちゃにしてあります
決して見やすいとは言えません
しかし、そこに意図があって、探し出すという行為をすること
そこに今回の遊びの意図が混ざっています
また自分の好きな感覚を探し出すということ
そういう意味では今回は想像 / 思考というテーマではなく
体感するということに近いかもしれません

メインヴィジュアルにも登場する
彼女達二人の記憶と日常が主軸になっています
交錯する時間と日常と思い
それらが織り成す物語を写真コラージュと共にお楽しみください
(個展イデアの作品を重ねて使用した作品となっています)

物販の写真を探すことを楽しんでいただけると思います
小規模ながら ギミックをたくさん詰め込みました
7月の週末の金土日はすべて開催です

お時間ある時に是非 お越しください

個展『イデアは言葉を話さない』を終えて1週間が経過しました。
そして、裏イデア展が小規模展示にて開催中です。詳細は記事の一番下にあります。

京都・東京個展を終え新しい循環に入りました
といっても、以前のようなサイクルに戻るだけです
伝えたいことがたくさんあるから、というよりは
自分の中で物語が止まらないという感じです
2,3年後 自分の描いた作品や空間や環境を実現するために
また動き始めるのです 想像の先に実現があることを
自分の行動と活動で自分は見たいのです

イデア(本質)シリーズとして作品を今後発表していきたいと思います
そのほかにも そこに関連性を持たせた制作をしていこうと思います

僕は僕の見たい作品を作って さらに見てくれる人が
楽しいと思ってくれたり、心地良いと思っていただけるような
そんな展示を展開していきたいです
エゴを掲げながらも、僕は自信を持って
これからも見てくださる方々やまた新しく見てくださる方々に
アプローチを続けたいです。
それが僕にとっての仕事であり、自分の道なんだと思います

よく思うのです。僕の生きてる役目とは何だろうと
何度考えても、人にエネルギーを与えることが
僕の役目でありたいと思うのです
それはこの先も同じで、また とても難しいことでもあります
まだまだ精進しなければいけないことが山ほどあります
少しずつでもいい、僕は僕のために展示をして
その活動を支えてくださる方や見てくださる方々に
エネルギーを分けられたらと思います
また、展示をしたあと、僕自身もエネルギーを貰えます
すごくシンプルですよね。この関係が
甘い戯言のようなことをいっていると思う方もいるかもしれません
でも ちょっと前の僕でしたら 僕もそんなことを思っていたでしょう

でも様々なことの過程と体験の中で、戯言ではないのだろうなと
思えるようなことがたくさんありました
それをお伝えするのではなく
もっと、作品や制作、展示などで
それを見ていただければと思います

やはり長文は苦手ですね
本の出版などには向きません笑

これからもムラセマナブをよろしくお願いいたします。
お時間ある限り、お付き合いしていただけることを願っています
いつも ありがとうございます。

では　また

【開催中】
ムラセマナブ×空に名前を 小規模展示
『裏・イデアは言葉を話さない-melancholy of virgin-』
デザインフェスタギャラリー原宿WEST アートピース

6.27-29 / 7.4-6...and more...coming soon.....

6月16(月)～22(日)
ムラセマナブ東京個展
『イデアは言葉を話さない』
デザインフェスタギャラリー原宿
東京都渋谷区神宮前3-20-18
Tel 03-3479-1442
入場無料です

※初日16日は13時からオープンとなります
最終日22日は現段階では入場は18時半までと予定しています
ご来場お待ちしています





□物販物□

今回はメイン作品は27点(内21点はW4切サイズです)
もちろんお買い上げいただくことが可能です
メイン作品のほとんどのハガキサイズプリント(シート販売)もあります
(特別エディションナンバー付) 数に限りがあります

その他 京都でも販売していた2010-2012年のポストカード8枚セットもあります



その他もあります、是非ご来場したお土産にどうぞ

□音楽□

今回、東京個展に音源を提供していただいた方々をご紹介いたします

・phyxmoment ＋ yuki-ichikawa from phyxmoment



・kyosuke takayasu




kyosuke takayasuさんと
バンドphyxmomentのフロントマンである市川さんから
今回の個展のためにオリジナル音源を提供していただきました

関西で活動を拠点とするバンドphyxmomentさんからは
既存曲を2曲提供していただきました
計4曲を個展の一部として使用いたします。
今回の展示空間、音と共にお楽しみください

その他にも楽しんでいただける要素はあります
是非、ご来場ください


□注意事項□

久しぶりに在廊しますが、、、、
ご来場に関して、いくつか注意事項がございます
理解していただけると幸いです

ムラセマナブ本人は展示物、販売物の管理のため在廊いたしますが
活動や作品、本展示に関連せず著しく逸脱した行為(会話)は固くお断りいたします
展示会は主に作品を見ていただくこと
また作品または販売物を購入していただくことを目的としています
過度に自己的な会話や営業はお断りいたします
(基本的にムラセマナブは会計係りとして認識していただければ幸いです)

と書きましたが、質問など感想がございましたら気軽に話かけてください
(こんな明るい方だとは思わなかったとギャップで驚かれることが多々です)
また、静かにご鑑賞したい方もいますので 僕はそっと静かにいますので
お気になさらずに
特に他のお客様が多数いる時のために注意を促しています
わずかでも配慮していただければと思います

本当はこんなこと書きたくありません
近年、作品を見ていただく方々が増えていく最中
少々迷惑なこともございます
こんなことを申し上げる立場ではないことは重々承知していますが
当方は展示会を主に一人で運営しています
ご理解とご協力のほど、よろしくお願いします

ムラセマナブ